木都・能代の銘木を使ったマルヒコビルヂングが『ウッドファーストあきた木造・木質化建築賞』を受賞しました
このたび、能代市のマルヒコビルヂングが「第3回ウッドファーストあきた木造・木質化建築賞(リノベーション部門)」において最優秀賞を受賞しました。
※ウッドファースト:木材を優先して活用する社会
※木質化:天井、床、壁等の内装や外壁等に木材を用いること
かつて大きな賑わいを見せた能代駅前から続く商店街に、こどもから大人まで様々な人が行き交う場をつくりたいと、合同会社のしろ家守舎が建物を引継ぎ、旧丸彦商店をリノベーション。
木都能代の名にふさわしく銘木を多用し「マルヒコビルヂング」へと名前を変え再生させました。
カフェや子どものあそび場、コワーキングスペースやDIYフロアを備え、賑わいと快適な空間が誕生したこのビルは、早くも地域の新たな拠点となっています。
設計はともに能代市出身、/360°(さんびゃくろくじゅうど)の納谷新氏が1階を、リリーアーキテクツの高橋理徳子が2階を担当しました。
地下にはDIYのがっこう「KILTA(キルタ)能代」が、D.I.T(DoIt Together)、みんなでDIYで作り上げる事を目標として運営されています。
マルヒコビルヂング
〒016-0831 能代市元町4-6
カフェ定休日:不定休(ソーシャルメディアで更新)
のしろ家守舎ウェブサイト
カフェとアソビバよんのろく Instagram
使用木材
県産材(杉)
面積
333.26㎡(地上2階、地下1階)
施工
株式会社 鈴喜代
設計
/360° (納谷建築設計事務所)
一級建築士事務所リリーアーキテクツ株式会社